「ここ、わたしの居場所なんです」そう言える場所がある人は、きっと幸せだと思う。
でもときどき、「それっぽい名前がついていないと、 居場所 って言っちゃいけないのかな?」そんなふうに感じることがあります。
地域の図書館、駅までの道、いつも同じ人が座っている公園のベンチ。
何かをしているわけじゃないけど、そこにいると落ち着く。
誰とも話さなくても、誰かがいる気がする。
それだけでも、たぶん十分“居場所”なんだと思います。
「子ども食堂」や「フリースペース」、「◯◯支援センター」みたいな名前がついていると、たしかに入り口がわかりやすい。
でも、 名前がある=安心できる とは限らないし、 名前がない=ただの場所 ってわけでもありません。
名前のついていない場所のほうが、自由な感じがしたり「自分なりの使い方」ができたりすることもあります。
それに「ここって居場所なのかな…?」と迷うことがあっても、自分のなかで「ちょっと好きかも」と思えるなら、もうそれだけで、十分入口になってるのかもしれません。
居場所って、人からそう呼ばれるよりも、自分の心が「ここ、なんかいいな」と思えるかどうか・・・
それがいちばんのサインなのかもしれません。
あなたにとって、 名前のついていない居場所 ってどこですか?