おとなにこそ、居場所はひつよう

 
最終更新日:2025/07/16(水)22:23
 

「こどもたちのために、居場所をつくりたい」
「困っている人に、よりそいたい」

そんなふうに思って動きはじめたおとなたちが、いつの間にか、自分自身の居場所を失ってしまうことがあります。

人の話は聞けるけど、自分の話はなかなかできない。
だれかのしんどさには寄りそえるのに、自分のつかれには気づかないふりをする。

気づいたら「役に立つおとな」としての顔ばかりで、「ひとりの人」としての居場所が見つからない・・・
そんな声も、よく耳にします。

でも本当は、 おとなにこそ、居場所はひつよう なんだと思います。
なにかを提供する側だからこそ、誰かに受けとめてもらえる場がいる。

「今日はちょっとしんどいな」
「だれかと話したいけど、話せない」
そんな気持ちを、そのまま持っていていい空間。

こどもが安心できる場には、おとなも安心できていることが、きっと大切です。

弱音を出せないおとなの背中は、こどもたちに「がまんして生きるのが当たり前」と思わせてしまうかもしれない。

おとなが、自分の居場所を持っていていい。
おとなが、「自分はここにいていい」と感じられる。

それは、こどもたちにとっても「あ、そうやって生きていいんだ」と思えるヒントになるはずです。

 


 

もしよかったらあなたの気持ちも少し教えて下さい。

あなたは「おとなとしての顔」をおろせる居場所はありますか?

 

 

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