いてもいいって、どういうこと?

 
最終更新日:2025/07/16(水)22:31
 

「いてもいいよ」って言葉、なんだかやさしくて、あったかい感じがする。
でも、その「いてもいい」って、ほんとうはどういうことなんだろう?

なにもしてなくてもいい?
黙って座ってるだけでもいい?
何回も来なくてもいい?
目立たなくても、笑ってなくても、誰とも話さなくても・・・

それでも「いてもいい」って言えるかな。

居場所に来る子のなかには「役に立たなきゃ」「話しかけなきゃ」って、小さく緊張している子もいます。
何も求められていないはずの場所でさえ「いてもいい」理由を探そうとする子もいます。

でも本当は、「いていい」には、理由なんていらないのかもしれません。
呼吸してるだけで、なんとなくそこにいるだけで。
誰にも説明しなくても、それで充分。

「いてもいい」っていうのは、「いてほしい」とも、「なにかして」とも、ちょっとちがう。
相手を放っておくんじゃなくて、でも干渉しすぎずに、ただ、そばにいることを許しあえる感じ。

たとえば、まわりの人の気配を感じながら、でも誰にも話しかけられずに過ごす時間。
それも、ひとつの「関係」のかたちなんだと思います。

「いてもいい」って、言葉だけじゃ伝わらない。
でも、空気や距離感や、視線や沈黙のなかに、それがちゃんとにじんでいる場所は、たしかにある。

そしてきっと、それがあるだけで、また来ようかなと思える。
自分を守りながらいられる場所って、思っているよりずっと大事です。

 

もしよかったらあなたの気持ちも少し教えて下さい。

あなたにとって、いてもいいって、どんな感じですか?

 

 

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